『2』のつく数字は危険です!!

学習において『2』という数字は非常に危険であるといわれています。

『2』の何が危険なのでしょうか?

 

■中3の2学期

最後の内申点確保のための定期テストと模試の両立が求められ、勉強量に追い詰められていきます。またこれまでは「行きたい高校」について考えていましたが、ここから入試が近づくにつれて「行ける高校」について考えなければならなくなります。行きたい高校を目標に気持ちを保っていましたが、志望校に行けるのかという現実の中で、精神的にもいっぱいいっぱいになっていきます

定期テストと模試に向けて計画的な学習が必要になります。また今何をしなければならないのかを客観的にアドバイスしてくれるアドバイザーが周りにいることで、気持ちも保つことができます。

「自分は精神的に強い!」といっている生徒が直前で落ち込んでしまうこともよくあることです。

 

■中2の2学期

部活動、学校行事等で学校生活の中心になり、勉強以外のことに目が行きがちです。今年度はわかりませんが、修学旅行などがあれば、さらに勉強に身が入らなくなっていきます。学校行事の直前、直後に定期テストが入ってきます。

また1年生の時のような新鮮さ、3年生のような入試という明確な目標もなく、さらに勉強に目が向かなくなります。

『2』年生の『2』学期は、大切な時期ですが、最も勉強に身が入らなくなる時期にもなります。

 

■中1の2学期

入学当初の新鮮な気持ちも薄れ、真面目にしていた宿題や課題がだんだんとできなくなるのがこの時期です。また1学期の期末テストに比べて、2学期のテストは『準部期間が短い』『内容が難しい』『範囲が広い』など、難解なものになっていきます。各学校の毎年の平均点を見てもわかりますが、成績が1学期よりも悪くなる生徒の割合が多くなります。

勉強は積み重ねのため、どこかで躓くと、それをいつまでも引きずってしまいます。『1年生の2学期の躓き』は『3年間の躓き』につながってしまう可能性があります。

 

■小学生の2学期

長かった夏休みを引きづり、最初の学習内容で躓いてしまう生徒が多くなります。また長い2学期の間には学校行事も多くおります。これらに時間を取られ、勉強に積み残しが、後々膨大な量になって返ってきます。

2学期に苦手を残さないために、今のうちからしっかりと切り替えて学習をしていくことが大切です。

 

2学期はどの生徒にとっても大切な学期になります。勉強で遅れをとり、3学期や次学年で苦労しないように、夏休み気分は切り替えて、学習を行っていきましょう!