歴史の勉強は解説もしっかりと読みましょう。
歴史は暗記がものをいう分野にはなります、なので、1つの問題で効率よく暗記量を増やしていくことが大切です。
生徒によく言うのは「この問題は入試にそのままでないからね~」ということです。なのでその問題の答えを丸暗記しても効率が悪いので、効率よく学習を進めていく必要があります。どうすればいいのか?
答えがあっていても解説をよく読んでください。そして正解だった選択肢以外も見直す癖をつけましょう。
(例)飛鳥時代に冠位十二階の制度を制定した人物は誰ですか?
ア、藤原頼道 イ、桓武天皇 ウ、聖徳太子 エ、後鳥羽上皇
正解は「ウ」です…が、本番ほかの選択肢が答えになったときも正解が出せますか?どれが答えになっても正解できるようにすることが歴史を勉強するということです。
ア、藤原頼道…平安時代に父の藤原道長と摂関政治を行い、平等院鳳凰堂を建てるなど、浄土信仰を広めることにも力を入れた。
イ、桓武天皇…平安時代に平安京に都を遷都し、坂上田村麻呂を征夷大将軍に任命した。
エ、後鳥羽上皇…1221年に承久の乱をおこしたが幕府に敗北。幕府は朝廷を監視するために六波羅探題を設置した。
こんな感じですね。
入試は一発勝負!何があっても大丈夫なように準備をしていきましょう。