個別指導(高校生)が始まりました!
18歳人口は1992年の約205万人から、2023年には110万人と半減しています。対して大学志願者数は1992年の約92万人から2023年は約64万人と、18歳人口の減少に対して、大学志願者数の割合の減少は緩やかです。18歳人口に対して大学志願者数の割合は上昇しています。
近年は『大学全入時代』となり、大学の定員よりも受験者の数の方が少なくなっています。そのため計算上は全員が大学に入学できる時代となります。
そのため『大学に行った』ではなく『どこの大学に行った』が重要になる時代となりました。
高校入試を経て、希望の高校に入れた人、残念ながら希望の高校に入れなかった人がいると思いますが、次の競争である大学入試は『高校に入った瞬間』に始まっています。
高校入試と大学入試の一番の違いは、大学入試は受ける大学によって必要な教科が異なる点です。
大学入試によっては『数学ⅠAが必須』『数学ⅡBが必須』『数学ⅠAかⅡBを選択』『数学が必要ない』など、大学・学部によって入試科目は様々です。
普通科高校では数学ⅠAが1年生、数学ⅡBを2年生が基本となりますので、数学ⅠAが必要な大学を受けるときは、『高校1年生の授業=入試対策』となります。そのため中学生の時のように「部活が終わって夏期講習から…」では時間が足りません。
また大学入試は高校入試の時のような『一般入試』か『推薦入試』ではなく、多くの入試があります。
・一般入試【国公立大学】(共通テストと個別試験)
→前期日程、中期日程(一部の公立大学)、後期日程があります。
・一般入試【私立大学】(共通テスト利用、または個別試験)
→共通テスト利用と個別試験を併用できる大学もあります。
・学校推薦型選抜(出願条件を満たし、学校長の推薦が必要)
→公募型(誰でも出願可能)と指定校推薦(大学が指定した高校の生徒のみ出願可能)があります。
・総合型選抜(旧AO入試)
→各大学のアドミッションポリシーに合う生徒を選抜する方法。
など多くの入試方法があり、大学によって採用している入試方法は異なります。
そのため、高校入試の時のように『5教科点数上げて合計点をあげていこ~』ではなく、『必要な教科』を『必要な時期』に学習していくことは必要になります。
藤花塾では膨大な映像コンテンツを利用して、『必要な教科』を『必要な時期』に学習していくように生徒のチュータリングを行っていきます。