本当に暗記科目?
社会は暗記科目だといわれていますがそれは本当でしょうか?
答えは半分本当で半分は嘘です。
人名や地名など暗記するしかないものは社会に多くあります。例えば「織田信長はなんで織田信長なんですか?」「…織田信長だからです。」となりますよね。これは極端な例ですが、実際暗記がものをいう部分が多いのは本当です。
しかし中には背景やなぜそうなるのかを覚えた方が早いものもあります。100回同じことノートに書いていやいや覚えるより、元を覚えて1回で終わらせた方が早いし、その時間でほかのこと覚えられますよね。
例えば、明治時代に行われた『地租改正』。必死で丸暗記した方もいたのではないでしょうか。
・地租改正は何のためにしたの?→政府の税収を安定させるためだよ。
・なんで安定させないといけなかったの?→江戸時代は米で納めてたけど、米は取れたり取れなかったりするから、年によって税収が違ったんだよ。
・じゃどうしたの?→地券を渡して地価(土地の値段)の3%を現金で納めさせたんだよ。地価ってそんな毎年変わらないよね。
↓なのでこうなります。
・地租改正とか?…地券を発行し、地価の3%を現金で納めさせた。後に2.5%になったけど。
・地租改正の目的は?…税収を安定させるため。
これで終わります。
では、これを自力でしましょう!…と言われても難しいですよね。
そんな時に学校や塾を利用して、「なんでこうなるのか?」「これはどんな意味?」を、なぜ?を積み重ねてべんきょいを進めていきましょう。