大分舞鶴高校の紹介です。
大分舞鶴高校は、文武両道をモットーとする県下有数の進学校です。特に国公立大学の現役合格率は、全国でも有数の合格者となっております。また野球やテニスなど九州でも強豪といわれる部活動もあります。
■大分県立大分舞鶴高等学校
■普通科、理数科
■〒870-0938 大分県大分市今津留1丁目19番1号
■偏差値 普通科63 理数科62(㈱ブロッサム九州調べ) ※くくり募集のため同じ入試になります。
■令和4年度倍率 1.41倍(一般入試募集人員264 最終志願者数373)
■令和5年度倍率 1.38倍(一般入試募集人数264最終志願者数364)
■令和6年度倍率 1.20倍(一般入試募集人数266最終志願者数318)
【クラス編成】
高校1年生…共通
高校2年生…文系・理系
高校3年生…国公立文系・東大京大文系・国公立アラカルト・国公立理系・東大京大理系
入試の時点では普通科、理数科のくくり募集となるため、1年次は区別なく8クラス編成となります。2年進級時に理数科クラス1と普通科クラス7に分かれます。
【令和3年度 進学実績(浪人生含む】
国立大学…京都大学3、大阪大学4、広島大学6、山口大学7、九州大学23、長崎大学11、熊本大学33、大分大学68、鹿児島大学13 など 合計202
公立大学…下関市立大学4、北九州市立大学10、福岡女子大学4、長崎県立大学7、熊本県立大学5、大分県立看護科学大学7 など 合計50
国公立医学部…大分大学(医)5、長崎大学(薬)1、熊本大学(薬)1、山口東京理科大学(薬)2、九州歯科大学(歯)1 合計10
難関私立大学…早稲田大学3、東京理科大学3、明治大学6、中央大学3、津田塾大学3、関西大学2、同志社大学10、立命館大学8 など 合計43名
大分舞鶴高校の現役合格率の高さは全国でも有数です。公表されている進学実績でも現役合格がほとんど(九州大学が合格者23名は全員現役合格、大分大学は65名中62名が現役合格)となっています。また難関私立大学も早稲田大学、慶応大学、明治大学、中央大学などへ合格者を輩出しています。
理数科からの合格者も年々増加しており、東京大学、京都大学、九州大学、大阪大学、大分大学医学部などへ合格者を輩出しています。
【部活動】
舞鶴高校といえば、全国大会優勝経験もあるラグビー部が有名ですが、その他も多くの競技に力を入れています。県から強化指定を受けているカヌー部からは日本代表選手も選出され、テニス部や陸上部も優秀な成績を収めています。また野球部は全国高等学校野球選手権大会(甲子園)に出場するなど、運動部にも力を入れています。
文化部も多く活動していますが、科学部は生物班・地学班・物理班・化学班・数学班に分かれて活動するなど、SSH(スーパーサイエンスハイスクール)指定校ならではの部活動もあります。
【特色】
学業と部活動のどちらにも力を入れている舞鶴高校だけに、学校生活も厳しいものがあります。舞鶴高校で有名な話が「宿題が上野丘の3倍くらい出る」というものですが、間違いなく県下でも有数の課題の多さだと思います。そのため学校の宿題だけで精いっぱいという生徒も多いです。しかし逆に、現役合格率が全国でも有数なところから、学校の先生の指導、課題に取り組めば、現役合格も十分に習える高校です。
学校全体でも大学入試へ向けての意識は高く、テレビでは毎年共通テスト前に『勝つカレー』行事の映像が流れると思います。
上野丘高校とは進学先の割合が異なっており、『旧帝国大学などの難関国公立、難関私立、医学部』を目指すならば上野丘、『国公立大学への現役合格』を最優先に考えるならば舞鶴高校が選択肢として入ってくると思います。
大分舞鶴高校はとても魅力のある学校です。そのため毎年倍率も高く、倍率が低い年はほとんど来ないと思っておいた方がいいと思います。しかし、現役での合格率を考えると、頑張って合格を目指しても全く損のない高校です。